舞台は2160年。恒星間飛行を開発した人類は、数多くの太陽系に植民して銀河連合を形成するまでになった。その宇宙時代に惑星改造(テラフォーミング)を発端に「宇宙のなんでも屋」として活躍する職業集団はクラッシャーと呼ばれている。主人公ジョウとその仲間達はクラッシャーのチームのひとつとして様々な事件に挑む。クラッシャーは犯罪以外なら報酬次第で何でも引き受けるため、人によっては“荒事さえやるならず者”と見る事も。シンボルマークは「流星マーク」と呼ばれる、3本の光条を引いて飛ぶ山吹色の流星。チームシンボルはこれにリーダーのイニシャルの飾り文字を組み合わせる。メンバーはクラッシュジャケットと呼ばれる共通のデザインの制服を着用している。このジャケットは個人別に上衣の色が異なり、個人識別に使用される。また防弾耐熱で簡易宇宙服にもなり、様々な隠し武器が装備されている。第1巻には、カラーごとに異なる波長の熱波を放射していて、追跡に利用できるという記述があるが、隠密行動の際などに不都合なためか、その後この設定は使用されていない。
王様 ケルピ つまごい まさめ ドンタ ラドン スラグ リリース れんがいろ イグアナ ジーユー プロデュポ 寛仁 日野菜 かやべ 睡蓮 リサーチ 鳥のくちばし ながぬま ロット シンビ ロゼ オフデイ トラン ナノチュ シエスタ サンリ ハイル ドルメン シンデレラ せーじ フットギア アムス チャル 雪うさぎ ファム あんず ディレッ ランプ マチュピ とうゆう 竜馬の如く イカオ 春夏秋冬 モンスーン ムイズ しゅくや ユニテリ リードオ パーセク
ジョウ(声:竹村拓)
惑星アラミス出身。
西暦2142年生 19歳 身長180cm 体重75kg。ミネルバの機長・副操縦士・火器管制担当。ジャケットは青。
生え抜きのクラッシャーで、若年ながらチームリーダーを務める。専用宇宙船「ミネルバ」(機体外観はスペースシャトルに酷似)を拠点に活動する。父親はダン、母親はユリア。若くして特Aクラスのクラッシャーとなった技量の持ち主。
タロス(声:小林清志)
地球出身。
西暦2109年生 52歳 身長209cm 体重132kg。ミネルバの主操縦士。ジャケットは黒。
ジョウの父ダンの片腕を務めていた超ベテランクラッシャー。度重なる名誉の負傷から体の80%以上を機械化したサイボーグ。おかげで、若い頃は男前だった外見が、今では殆どフランケンシュタインの怪物と化しているとの評。左腕にはガトリング砲を内蔵。凄腕のパイロットで、連合宇宙軍からもスカウトの声がかかった程の操船技術を誇る。ダンの信頼も厚く、彼の引退時には盟友ガンビーノと共に若いジョウの後見役を仰せつかって仲間となった。当初は疲れ知らずのタフ・ガイだったが、物語が進むにつれてやや設定が変わり、後期の作品では鈍重でスタミナのないウドの大木的な扱いをされる事が少なくない。
リッキー(声:小原乃梨子)
惑星ローデス出身。
西暦2146年生 15歳 身長140cm 体重36kg。ミネルバの機関士。ジャケットは緑。
孤児であり、ストリートキッドとして育ったためか、体格は小柄で、すばしこいが非力である。ジョウたちの船へ忍び込んでクラッシャーになった。タロスとは年代差を越えた喧嘩友達で、大人と子供以上の体格差があるにも関わらず、果敢に喧嘩を挑む。しょっちゅうタロスと喧嘩してはアルフィンにこっぴどく怒鳴られるのが常。アルフィンが酒乱モードに入った時には、タロスと共に甚大な被害を蒙る。アルフィンがミネルバに密航し、仲間になりたいと申し出た時には、自分の前例を根拠に賛成し、渋るジョウを説得したためにアルフィンが仲間になれたという功績を持つ。なお、機関士とは、本来新入り用のポジションであるとの事。「悪霊都市ククル」は、彼の故郷が舞台である。他にも後期の作品では見せ場が回ってくる事がやや多くなってきている。
アルフィン(声:佐々木るん)
連帯惑星ピザン出身。
西暦2144年生 17歳 身長163cm 体重48kg。ミネルバの航法士。ジャケットは赤。
王制を敷いている惑星国家ピザンのお姫様。ただし世襲制ではない上に、候補者たる満3歳の全国民に対し一斉に行われる適性検査で落とされたため王位継承権は無い。ミニグラマーで金髪碧眼、ミス・ギャラクシー級の超美少女で、「ワームウッドの幻獣」では実際にミスコンに出場している。とんでもないお転婆娘でしかも酒乱癖があるため、仲間(特にリッキー)を恐れさせている。なお、クラッシャージョウの世界では17歳の誕生日から飲酒が許される。ピザン軍の情報将校ガラモスがクーデターを起こした際、銀河連合へ助けを請うべく独り小型ロケットで脱出させられたが、燃料切れを起こして漂流している所をジョウたちに救われ、ピザンの解放を依頼する。クラッシャー・ガンビーノ亡き後、押し掛けで彼らの仲間になった。積極的にジョウへアタックするものの、なかなか良い雰囲気にはならない。
ドンゴ(声:二又一成)
惑星ドルロイ製。
T:112.5cm W:121kg。ジョウ達のサポートロボット(Type : MAB 8945-GP)。
ジョウらが船外で活動する際は留守居役、また戦闘で損傷したミネルバ等の修理担当を務める。ミネルバを操縦して駆けつけ、チームのピンチを救う事もしばしばである。ユニークな外見に似合わず、技術惑星ドルロイの優秀なテクノロジーの粋が結集されている。元々はダン達の宇宙船「アトラス」のために作られ(「ドルロイの嵐」でザルバコフ技師長からプレゼントされた)、ダンの引退後にジョウのミネルバへ。バードいわく「人情のある」ロボット。口癖(?)は「キャハ」。映画版では留守番中エロ本を読んでいた。
ダン(声:久米明)
最初にクラッシャーと呼ばれた男。ジョウの父親。クラッシャー評議会議長。
クラッシャーの黎明期に勇名を轟かせたが、ある事件で失敗し重傷を負って脱出不可能になった時、当時10歳だったジョウに命を救われた事で体力の限界と時代の変化を悟って引退。現在は惑星アラミスでクラッシャー評議会議長として、後進の指導とクラッシャーの地位向上運動に専念している。アトラスでの愛称はおやっさん。ほぼ同時期にデビューし、“地獄の三姉妹”を娘にもつクラッシャーエギルとは、現在も公私にわたり良きライバルである。なお、彼の専用宇宙船「アトラス」は、ジョウの「ミネルバ」とほぼ同型の水平型宇宙船(航空機に近い形状の宇宙船)で、外見上の相違点は尾翼がミネルバの2枚に対して1枚であること。原作5巻で失われる。なかなかの策士であり、ジョウが気がつけばダンの手のひらで踊らされていたことが度々ある。
バード(声:小林修)
アトラスの元機関士。連合宇宙軍中佐。特殊工作船ドラクーン艦長。
元はダンの仲間の一人でアトラスの優秀な機関士だったが、タロスと奪い合っていたケイ(こちらもダーティペアのケイとの関係が噂されるが、真偽は不明である)と結婚する為に危険なクラッシャー業から足を洗う(彼の後に、クラッシャードレイクがチームに在籍していた時期があったらしい)。しかし、短い新婚生活で彼女を失い、その後は義父の薦めで連合宇宙軍に入隊した。「なるべく危険な任務を」志願した結果、現在は情報部情報2課所属、階級は中佐。特殊工作船「ドラクーン」の艦長。乗艦は登場するたびに完全破壊されている。
コワルスキー(声:納谷悟朗)
連合宇宙軍大佐。巡洋艦(劇場版では重巡洋艦)コルドバの艦長。
頑固で融通の利かない典型的な職業軍人で、クラッシャーをならず者と見做している。ジョウらを宇宙海賊容疑で逮捕し、しつこい取り調べでジョウを辟易させる。原作では第3巻で乗艦もろともブラックホールに吸い込まれ殉職する。映画版とそのノベライズ「虹色の地獄」ではジョウたちを犯罪者とみなして追う役ながらも憎めない人物として活躍。
ガンビーノ
元はダンの仲間の一人。ミネルバの初代航法士。ジョウの後見役。
若年のバードとは、後年のタロスとリッキーの如き迷コンビだった。ダンが引退の折、タロスとともにジョウの後見役としてチームに残留。外見は白髪白髭の好々爺だが、実際にはかなりの深慮を持つ人物。口癖は「ワシの若い頃は?」。すでに相当の高齢となっていたためにミネルバでは殆ど前線に出る事はなく、厨房が主担当となっていた。ピザンの事件では脱出不可能の事態に陥りつつあったジョウを救うために敵の只中に飛び込み、ジョウの眼前で壮絶な戦死を遂げる。彼の亡き後はアルフィンが航法士(およびコック)の席に座る事になった。