乗客数の増加に対して、複線化のための敷地確保の難しさや予算不足で廃止になった珍しい例もある。これに該当するのは単線の路面電車であった名鉄起線である。廃止後はバスによって代替された。他に同じ会社の名鉄高富線などがある。
接続する路線が廃線となったことで連鎖的に廃線となったケースもある。肥前電気鉄道がそれで、この場合は起点の塩田駅で接続し、省線への連絡手段となっていた祐徳軌道が廃線となったことでとどめを刺される形となった。また、東武日光鋼索鉄道線も第二いろは坂(道路)の開通と、馬返駅で接続していた東武日光軌道線の廃線によって廃線となった。別府鉄道野口線の場合は接続する国鉄高砂線の廃止前に廃止されたが、同線の廃止への動きの影響を受けたものだといえよう。これに近い例として、石川県南部の温泉地を結ぶ観光路線であった北陸鉄道加南線は、国鉄接続駅に優等列車が停まらなくなったことが最後のだめ押しとなり廃線に追い込まれた。
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この上記の複数の条件に当てはまりながら、地道な努力と周辺の支援により運行を継続している鉄道もある。銚子電気鉄道もその一つである。
記録上の「廃止日」とは、最終営業運行日の翌日である。例えば「4月1日廃止」といえば3月31日が営業運行の最終日であり、「3月31日限りで廃止(廃線)」ということである。資料によっては、しばしば最終営業運行日で記述されることがあり、後年の調査の際に解釈の違いによって混乱を招くことがある。